建設機械内装カバー 圧空成形/材質:AES
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製品特徴
【お客様からの要求》
①数量は少ないが意匠面形状をはっきり出したい(再現したい)。
②色分けをして、部分的に操作表示をさせたい。
③経時劣化による色あせと表面のガサガサ感を防ぎたい。
【ご要望への対応】
①圧空成形での製法をご提案
②2トーンをご希望でしたので、1色は材料自体に色付けさせ(特注)、もう1色は塗装にて再現をし、表示についてはシルク印刷にて再現することをご提案
③過去に立上げた製品の材質が塩ビ系であることがわかりましたので、AES材(耐候性のある材質)をご提案
【圧空成形の特長】
圧空成形とは熱可塑性樹脂シートを加熱軟化させ、圧縮空気圧力でシートを型に密着させて形状を作る成形方法です。
圧空成形は射出成形のような形状を製作することができます。射出成形では小ロットの製作は苦手分野であるので、圧空成形を使用して小ロットの建設機械内装カバーを製作します。
【作業工程】圧空成形 → NC加工 → 仕上げ → ASSY → 塗装→印刷
【材質】AES 特徴:プラスチックの中では耐候性に優れた材料です。物性としてはABSに近い材料です。 -
材質・サイズ
AES
150×500×700 -
開発期間・納期目安
2~3ヶ月
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公差レベル
±0.2~0.7mm程度