大型真空成形(成型)のウエプラ
真空成形(成型)とは
熱成形のうち最も広く普及している成形方法です。雌型または雄型のいずれか一方だけを用いて
シートを金型に合わせた形状に成形する方法で、熱可塑性樹脂のシートを加熱軟化させたのち、
すみやかに型とシートとの隙間を真空(減圧)にし、シートを型に密着させて、冷却後空気を吹き
込んで成形品を取り出します。
雄型を使う場合を雄型成形(ドレープフォーミング)、雌型を使う場合を雌型成形(ストレートフォー
ミング)と言います。

特徴
・金型製作コストが安い
・製作期間が短い(4日から)
・部分的デザイン変更が容易(型の変更)
・生産個数に合わせた材質選択が可能
・大型サイズ、薄肉成形が可能
・塩ビ樹脂の成形が容易
・試作コストが安く、多品種少量生産に適す
・プラスチック板(平板)に印刷を載せ、3次元の印刷を成形品に載せる印刷成形が容易
・透明成形が容易(限度設定が必要)
・プラスチックトレー(部品トレー、プラスチックパーツトレー)の製作に有効
ウエプラの真空成形(成型)
植木プラスチック株式会社は真空成形(成型)を主体としてその他プレス成形、枠フリー真空成形、フリーブロー成形、圧空成形を24時間稼動にて営業をし、小型成形から大型成形、少量から大量生産まで
幅広く生産を行っています。
弊社の最大のメリットは生産能力で、大勢の成形オペレータとNCオペレータの技術者が短納期にて対応します。
プラスチックトレー(部品トレー、パーツトレー)については、設計から試作型、量産型を社内にて製作
し短納期でトレーの製品を提供します。成形材料はほとんどの熱可塑性樹脂板に精通し、印刷成形品、多層シート製品も多数実績があります。
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多層シート製品 |
真空成型で使われるプラスチック板(汎用性プラスチック、熱可塑性プラスチック)
| アクリル変性高衝撃塩化ビニル板(カイダック、タキフレックス、カイデックス)、PS[HIPS](ポリスチレン)、PVC(塩化ビニル)、ROA(PC/ABS) |
| PMMA(アクリル)、ABS樹脂、PMMA-AES-ABS3層樹脂板、PMMA-ABS2層樹脂板、ASA樹脂、AES樹脂、銀メッキ調ABS、カーボン調ABS、金メッキ調ABS |
| アクアポリ(PC/ポリエステル)、変性PPO(PPE)、PET-G(非晶性ポリエステル系樹脂)、A-PET |
| PC(ポリカーボネート)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PW(PP+PE) |
使用される業種
| 外装 | 自動車バンパー、自動車グリル、自動車用品、ゲーム機外装カバー、ゴルフカート外装、農機カバー、風防 |
| 内装 | ダッシュボード、重機、建設機械パーツ、航空機内装カバー、電車内装カバー、 車両、表皮、住宅設備(天井、浴槽、洗面台など) |
| カバー | 医療機、健康機器カバー、照明カバー、機械カバー、電子機器カバー、ポンプカバー、軽量カバー、美容機器、リハビリ機器、飛散防止カバー、ハウジング、ベゼル、パソコンディスプレイ、フードカバー |
| その他 | ブリスターパック、パッケージ、サンプル缶、キャリア、ルーフボックス、部品トレー、搬送トレイ、看板、サイン、自動販売機前面パネル、ドレンパン、排水パン、 ダミー缶、パレット、樹脂カバー |
型費と製品代
型費の比較
【真空成形の場合】 製品の裏側に型当りがある場合が多い為、汎用アルミ鋳物で型を作る事が
多いです。
【圧空成形の場合】 意匠面側が型当りである場合が多い為、汎用アルミブロック材で作る事が
多いです。
アルミ鋳物は鋳型を作らなければなりませんが、型の板厚がほぼ一定の為、材料費を抑える事
が出来、ブロック材の様な無駄な切削時間が少ないので、加工時間を短縮する事が出来ます。
形状が大きければ大きいほど、その差が増えますので、大型の製品はアルミ鋳物型の方がお得
になります。
引く力と押す力
引く力は1気圧から0気圧までの弱い力ですので、限界があり型の転写が悪くなります。
押す力は圧力を上げれば強く出来ますので、型の転写が良くなります。
しかし型にとっては、力が強いほど丈夫に作らなければなりませんので、結果的に力の弱い
成形方法の方が安い型費となります。
上記の内容より・・・
【型費】 安い 真空成形−圧空成形−射出成形 高い
【製品代】 安い 射出成形−真空成形−圧空成形 高い
板成形では製品が大きくなるにつれて、型代は射出成形に比べ緩やかに上昇しますので、
大きい製品ほど板成形のメリットがあります。
大型真空成型品
弊社では1200×4500、2700×3300の、国内では最大サイズの大型真空成型機を持ち、大きな
製品を成形しています。
年々大きい成型品の需要は増していて、小型から大型化へ進んでいるように思われます。
また、重量カバーから軽量カバーへ移って来ておりますので、真空成型品は大型軽量カバー
として、用途を拡げて行くことでしょう。
製品が大きくなればなるほど、射出成型に比べ型代を安く出来る真空成型は、初期費用を
抑えるという面でも有効です。




